正しいグルテンフリーの食材を選ぶためのヒント

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9月 11 2016

正しいグルテンフリーの食材を選ぶためのヒント

アレルギー反応によって引き起こされるダメージから守るためのベストな方法のひとつは、グルテンが大量に含まれる食材を避けることだ。グルテンフリーの生活を成功させたいのなら、まずグルテンとは何か、そしてどの食材に、どこにグルテンが含まれているのかを理解する必要がある。現在、ほとんどの食材にはグルテンが含まれているので、食品ラベルをきちんと読みとることによって、グルテンによるダメージから自分をしっかり守る必要がある。

以下にグルテンフリーの食材を見つけるためのいくつかのヒントをあげることにする。

 

ヒント1: どの食材がグルテンを含んでいるのか含んでいないのか、しっかり理解するのは大事なことである。

ほんの少しのグルテンが含まれている食材もある。普通は、ソース、調味料や加工食品に少量のグルテンが含まれている。一方、肉、果物や野菜はグルテンを含まないので、安心して食べることができる。一般的に、グルテンを避けるには加工食品を避けたほうがよいといえる。

 

ヒント2: 買い物リスト内の食材の原材料をチェックする。

このことは、グルテンが含まれるかもしれないものを見つけ出し、リストからはずす助けになる。

 

ヒント3: できる限り、トウモロコシや米由来の食材を使ってみよう。

他のデンプン食品、例えばアロールート、じゃがいも、豆やタピオカ由来のデンプンを使ってみることはできないかどうか考えてみよう。

 

ヒント4: 食品以外のものにもグルテンは含まれている。

歯磨き粉、薬、軟膏、リップクリームなどは口に入れるものなので、食品ではないとしても、よくチェックする必要がある。深刻なアレルギーのある人は、こうしたものでも過敏に反応してしまうということがよくある。もし可能なら麦芽由来のもの、スペルト、ブルグアなどの小麦系のものを避けるほうがよい。

 

ヒント5: もし定期的にスーパーに買い物に行くのであれば、自然食品コーナーやグルテンフリーコーナーなどの特別コーナーをしっかり確認する。

こういったところはグルテンを含まないものを置いていることが多い。もしできれば、スーパーに置いているグルテンを含まない商品を店長に聞いてみよう。

 

ヒント6: 外で買う食品の原材料をよく研究しておくことは大事である。

デンプンを多く含む食材、醤油、シリアル、小麦粉製品、加水分解されたタンパク質等がふくまれているかもしれない。また、よく食事に含まれがちな動植物性タンパク質や安定剤、乳化剤等にも気を付けるべきだ。これらにもグルテンが含まれている可能性がある。

 
食生活を変えるのは簡単ではない。グルテンフリーの食事に初めて切り替えるときは特にそうだ。しかし十分な創造性、忍耐があれば、時間がたつにつれ新しい食生活に慣れ、かつ容易になるだろう。上記のヒントは、あなたが選んだ食生活プランの理想に合うグルテンフリーの食品を選ぶにあたって、大いに役立つだろう。