食品不耐症（食品過敏症）にずっと耐えてきているあなたにとって、日本に訪れることは非常に興味深い旅になるだろう。西洋料理とは違い日本料理は、グルテンや他のアレルギー問題を抱えている人にとって、相性が悪い。とんかつ、てんぷら、パンや焼き菓子等ほとんどのものには、グルテンの成分が何かしら含まれているからだ。それでも、自分でよく調べておき、ベストを尽くせば、日本へ訪れて和食を食べてみるのも不可能ではない。

すでにグルテンの問題を抱えているなら、日本の田舎を訪れることは、なかなか難しいだろう。ただ、東京、大阪、京都など大きな都市に行けば、グルテンフリーの食生活は思ったほど大変ではないと思えるだろう。近所のスーパーであれ駅にある食堂であれ、グルテンフリーの選択肢があることはすばらしいことだ。あまり心配せずにグルテンフリーの食生活ができそうなベスト３の都市を下記にあげよう。

1]東京

東京は人口が２０００万人ほどで、世界でも人口が多い大都市の一つだ。それで、この都市でならグルテンフリーをはじめとする沢山の選択肢がある。しかし、あなたの食事制限に合わせて料理を準備してくれるように、前もってレストランのマネージャーやシェフに連絡をしておくとよいだろう。東京にあるインド、スペイン、ベトナム、タイその他沢山の世界各国の料理でも選択肢があるのだ。このようなレストランも訪ねてみることができる。きっと東京で快適な生活ができるだろう。

2] 大阪

大阪でも食事や飲み物の選択肢は非常に多いといえる。タイ料理が好きなら、セリアック病の人に人気の「クンテープ」をグーグルで調べてみるといい。難波駅近くのフレイザーレジデンスホテルにもいくつか選択肢がある。このホテルでは、日本でも有数の格別においしいパエリアを食べられ、しかも英語のメニューもある。

3] 京都

京都は、東京や大阪ほどグルテンフリーの選択肢がないかもしれないが、京都を旅している間に満足するだけの選択肢はいくつかある。一番美味しいグルテンフリー料理のお店があるのは、ショッピングモールが幾つもある下町だ。ぜひ、「Yak＆Yeti （ヤクアンドイエティ）」、「Thai Café Kati（タイカフェカティ）」、「ケララ（インド料理）」をお試しあれ。京都に行くときは、人気のグルテンフリードリンク、“日本酒”も忘れないでおきたい。京都の下町に行けばお酒は手に入りやすいだろう。