今でこそ多くの人が知っているが、グルテンフリーのライフスタイルは消化を促進させ、体力を向上させ、コレステロールの数値を改善させることができる。そして、あなたの食生活からグルテンを排除することは、糖尿病になる機会を減らし、体重を減らす働きを強めることになるかもしれないということに気付いているだろうか？ おそらくこれらの理由から、多くの著名人がグルテンフリーな生活を送っている。

ここに、グルテンフリーのライフスタイルを取り入れている4人の有名人の例をあげてみることにしよう。

 

1.エリザベス・ハッセルベック

人気トーク番組のこの司会者は、消化器系の問題と深刻な痛みによる苦しみを毎日のように抱えた後、グルテンフリーのライフスタイルを始めた。それは、彼女がリアリティゲーム番組サバイバー―シーズン2（“Survivor: The Australian Outback,”）に参加したとき、小麦製品が入手できない状態の中で症状が改善されたのだと気付いた後のことである。

現在、彼女独特の食事療法として、ほうれん草やハマス（ひよこ豆をゆがいてペースト状にしたものに、ゴマのペーストやオリーブオイルなどを混ぜたペースト）、鶏肉やイチゴが含まれる。また彼女は、グルテンフリーのNoGiiと呼ばれるプロテイン・バーを開発したり、グルテンフリーのピザなどを楽しんでいる。

 

2.ドリュー・ブリーズ

このNFLニューオーリンズ・セインツのQBは、2004年、無気力感を感じ始め、それがフィールドでのパフォーマンス低下にも影響することを恐れていた。それで妻と共に食物アレルギーのテストを受けることにし、乳製品やグルテン、またナッツ類にも敏感に反応することがわかった。

今では多くのグルテンフリーの食品を満喫し、特にココナツミルク、ヨーグルト、コーヒー用クリームやアイスクリームなどの「So Delicious」の商品が好きで、それらの食品を楽しんでいる。彼はまた、2012年、食物アレルギーについて人々が理解するよう助ける「So Delicious Dairy-Freeチーム」にも加わり活動した。

 

3. レディー・ガガ

ポップシンガーでありソングライターでもある彼女は、インターナショナルツアーのために、体重を減らし体力をつけようと願っていたので、グルテンフリーダイエットをすることにした。ジャンクフードや小麦製品、キャンディーを好きなだけ食べる代わりに、グルテンが含まれないもの、魚や鶏肉、そして野菜中心の食生活に切り替えた。

現在、彼女はグルテンフリーのクッキーを好み、週1回ジャガイモかお米を食べている。とはいえ、疑い深い人々は、グルテンフリーダイエットは体重を減らすことを促進するわけではないというが、この方法で10ポンド落としたといううわさがあり、バックダンサーたちにもグルテンフリーの生活を勧めたと言われている。

 

4.ビル・クリントン

このアメリカ元大統領は、2004年、4箇所のバイパス手術から回復した後、ドーナツなどのジャンクフードを食べるのをやめ、コレステロールを下げた。そして2010年、静脈を広げるためのステントをいくつか埋め込まなければならず、その治療が他のジャンクフードをやめることを後押しした。肉をやめるだけではなく、グルテンフリーのライフスタイルを取り入れることを決意した。

現在、たくさんのプロテインシェイクやアーモンドミルクを飲み、フルーツや野菜、豆を食べている。事実、娘のチェルシーの結婚式ではグルテンフリーのケーキがふるまわれ、彼もそのケーキを楽しむことができた。疲れにくくなり、気分が優れるだけではなく、心臓血管の病気による心臓と血管のダメージを戻すのを助けていると主張している。
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