セリアック病を患っている人の生活には、いろんな事が起きてしまうので、たびたびすべてが順調なのかどうか確認する必要がある。あなたのために料理をしている人の手違いや不注意で、あなたにとっては恐ろしい結果になりうる。義理のお母さんの家に行き、ご馳走が準備されていた様子を想像してみよう。
あなたのために特別に作られた食事に対して大騒ぎできるだろうか。こういった機会では、何か大変なことが起きないことを願って、準備していただいた食事を一か八かで食べることになるだろう。
自分、家族、友人にとってもっと簡単に…
もしかしたら家族や友人は、あなたのセリアック病について、あるいはあなたの食事療法の複雑さについて気づいていないだけかもしれない。それで、援助してもらえるように自分の食事療法の選択肢について知らせておくといいだろう。
セリアック病について伝えると、グルテンフリーの食事を作ってみようと挑戦してくれるかもしれない。個人的な経験から言うと、このように家族や友人に話してみたところ、一緒に食事をするときには、食べたいと思っているものをいつも出してもらえている。
あなたの食べ物の選択肢について話す時に、何か特殊な原料を使っていないか聞いてみよう。自分も家でこのような原料を使うことができるかもしれない。特に、最近家庭でもよく使われているグルテンフリーの醤油、グルテンフリーのパスタ等に目を配るといいだろう。
自分の食べ物の選択肢を広めておくのはいい方法だ。あなたに出しても良い食べ物と出せない食べ物を思い起こすことができるように、ファクトシートを提供することができるかもしれない。
常にグルテンフリーに関するファクトシートを持ち歩く…
自分が率先すれば、家族や友人に感謝されるだろう。なぜなら、あなたに合った食事を作る責任が少し軽減されるからだ。
私の友人の一人は、最近スーパーで買い物をしながら携帯で食品成分のクロスチェックをしていたぐらいだ。
礼儀正しくいることは良いことだが、自分の健康を危険にさらすところまでする必要はない。グルテンフリーではない材料が使われていると思うのなら、相手にそつない仕方で伝えよう。そのようにすれば、相手との関係性を損なうことなく、自分の健康も守ることができる。
バーベキューなど特別な行事があるときは、自分のための野菜、肉や魚をアルミホイルで包んで持っていこう。なぜこうした方がいいのだろうか。他の材料の中のグルテンの汚染を避けるためだ。また、過度に”熱狂的な”シェフがあなたの要求には沿わずに料理をしてしまうという事もあり得るのだ。
このように事前に準備しておけば、一般の人のように生活を楽しむことができるはずだ。