ちょうど先週、私の親と姉が日本の私の家に遊びに来た。そして予想していた通り、姉も私と同じくグルテンの問題に立ち向かっている。姉は長い間、大腸と結腸に大きな負担がかかってしまう自己免疫の病気を患っている。治療と、常におこなわれている強力なステロイド剤投与によって、彼女は自分の食事を改良する必要があった。日本にちょっと旅行をすることになったので、当初予定していたことよりもさらに調整が必要になった。
当初、姉はグルテンだけを避けるものだと思っていた。しかし、そうではなかった。彼女はグルテンと、グルテンが含まれている食品を全て避けていた。食品を通して、グルテンの量が少し減るということもあるのだが、グルテンを完全に避けるというは、ものすごい努力が必要だ。
姉はものすごいものと戦っているのだと分かった。はたから見たら、日本ではグルテンの問題はなさそうに見える。日本は、西洋の国とは違い、主に小麦ではなくお米を食べる国だからだ。しかし、やはりお米だけではなく、小麦や大麦をかなり摂取している。小麦や大麦は、西洋の影響を受けた料理やスナック菓子に含まれている。
外食するときには、何を食べるか常に気を付けないといけないため、日本にいるセリアック病の人は確かに大変だ。地元のお店やスーパーで買い物をするときも“麦”や“小麦粉”などの材料を常に確認しないといけない。“食べられる”食品を探すことは、セリアック病の人にとってはとても大変だが、不可能ではない。辛抱とやり通す気があれば。
セリアック病の人が日本で安心して食べられる数少ないお菓子の一つは、ソイジョイだ。悲しいことに、日本であれどこにいても、ソイジョイだけ食べていても生きていけない。ただ、私は姉のためにソイジョイを沢山買って、小腹が空いたときにいつでも食べられるようにした。
日本でグルテンフリーのものをインターネットで探していたところ、いくつか見つけることができ、それをリストにした。もちろん、自分で料理をしたほうが外食するよりもグルテンフリーを実施するのは容易だ。食べることができるいくつかのものをリストにした。姉にも助けになったので、あなたにとっても役に立つかもしれない。
• ソイジョイ(すべての味)
• 伝統的なお餅(クズウコンや米でできたもの)
• 煎餅のいくつかの種類(塩味、イカやエビ味も大丈夫だ)。ただ、醤油が含まれていないか確かめよう。
• 京都の八つ橋(特に小豆入りのものは100%グルテンフリーだ。)。普通は米粉、砂糖とシナモンでできている。
• 枝豆
• ボバミルクティ(カッサバでできたタピオカはグルテンフリーだ)
• キムチ
• インドカレー
• タイ料理