もし、この先の人生をずっとグルテンフリーで過ごすことを考えているのなら、この記事は多いに役立つことだろう。ここにグルテンに関するいくつかの疑問とその答えをあげる。多くの人が知っている通り、グルテンは多くの小麦類に含まれているため、もし原因不明の腹痛に悩まされているなら、小麦類でできているもの全般を取り入れるのをやめてみるのはどうだろうか。

 

1]結局グルテンとは？

グルテンは、小麦や他の食べ物に含まれる粘着性を高める材料の一つだ。実際、グルテンには主にマフィンやクッキーに含まれる他の材料をまとめる働きがある。

 

2] グルテンを含む食材とは？

小麦だけではなく、大麦、ライコムギ、ライムギ、スペルト小麦等、多くのものがグルテンを含んでいる。

 

3]　オート麦をよく食べるが、グルテンは含まれているのか？

グルテンが含まれているかどうかは、主にその処理工程によって変わってくる。自然のものや処理されていないものは、グルテンを含んでいない。しかし小麦を処理する同じ機械でオート麦を処理する場合は、相互汚染により、一部分グルテンを含んでしまうかもしれない。それで、オート麦を食べる前に、ラベルにはっきり「グルテンフリー」と記載されているか確認しよう。

 

4] 普段よく食べているパスタの主な成分がセモリナ粉だが、それは大丈夫なのか？

大丈夫ではない。多くの食品は小麦を直接的には挙げていない。他にグルテンを含むものとしては、穀粉、デュラム、ブルグル、スペルト粉、セモリナがある。これらのものを含む食品は、食べるべきではない。

 

5]　グルテンを含むかもししれないが、それを見つけにくい食品とは

気を付けなければいけない食品には、グレービーソース、サラダドレッシング、フライドポテト、肉に塗る光沢のあるソース、醤油等たくさんある。レストランでこのようなものを食べるときは、店員に、グルテンフリーで出してもらうことをお願いしないといけない。最近ではほとんどのレストランが、全くグルテンを含まないものも提供している。

 

6]　私が食べているものにはグルテンを含まない食材でできているが、本当にグルテンを全く含まないのか？

沢山加工されている食品は、加工過程のどこかの段階で、グルテンが混入する可能性がある。そしてほとんどの場合、これはラベルには記載されていない。それで、人工香料、でんぷん、天然香料、マルトデキストリン、デキストリンなどの用語が記載されていないかを確認するといい。これに関しては、製造業者に直接訪ねるのがいいだろう。

 

7]　セリアック病やその他の病気ではないが、グルテンを含むものを食べてもいいだろうか？

いいえ。グルテンで起こる症状は多様で複雑なため、何の病気か確定しにくいものだ。セリアック病ではないかもしれないが、気づいていないだけで、他の病気に煩わされているのかもしれない。

 

8]　しばらくグルテンフリーの食生活をしているが、いつになったら違いがわかるのか？

希望する違い（成果）を見るためには、いろいろな要素を考慮しないといけない。例えば、さらされている量、全身の健康状態、敏感度などだ。理想的には、3～４ヶ月たてば違い（成果）が見えてくるだろう。