もし、だれかが通りでだれかをいじめているのを見たなら、あなたはきっと助けようとするだろう。しかしもし、その本人がいじめられていると認識していなかったらどうだろうか。助けを求めることもないし、彼が助けを必要とするか知る由もない。事実、これがまさにグルテンを食べている多くの人に起こっていること、つまり彼らはグルテンに“いじめられている”のだ。そしてグルテンは、謝りはしない。
実際、しばしばグルテンは巧妙な“いじめっ子”となる。ある人々は、グルテンが問題の原因だとわからないので、何年もひどい目に遭わされている。もし、あなたが今、自分の体調不良の理由がグルテンの影響だと知らないなら、この記事を読んでほしい。続く部分に、グルテンがあなたを“いじめている”3つの方法をあげてみよう。
<strong>1.グルテンはあなたの身体をめちゃくちゃにする ?</strong>
グルテンを含むものを食べた後、体調がひどく悪くなる人が大勢いる。血糖値が下がり、疲れを感じ、お腹がぐるぐる回る感じがし、頭もクラクラする。ある人々は、不幸なことにそこから甲状腺の問題をかかえてしまう。
グルテンは身体を攻撃し、あなたの身体が甲状腺を攻撃すると、 他の問題がますます増えてしまう。吐き気がしたり、太ったり、髪の毛が少なくなったり、さらに他の影響もある。
また多くの人はグルテンを食べたあと皮膚にさえ影響がでるといっている。グルテンを取り入れるのをやめてみて、体力が戻ってくるかどうか試してみるといい。ただし、結果がでるには2~3週間かかるので、辛抱強く待つ必要がある。
<strong>2.グルテンはあなたの財布をめちゃくちゃにする ?</strong>
グルテンによる甲状腺の問題をもっている人(セリアック病を含む)にとって原因をつきとめる負担は高くつくだろう。
多くの医者は食物アレルギーが健康の主要な問題になっているとは考えないので、まず他の原因を取り除こうとする。つまりそれには、検査、血液検査、処方薬、医師による問診 が含まれることを意味する。またもしかしたらかゆみを伴う皮膚をなんとかしようと、様々なクリームやサプリメントを手に入れようとしているかもしれない。それらは決して安いものではない。
まず3週間から1カ月、グルテン抜きの生活をしてみて、それから再度グルテンを導入してみてはどうだろうか。もし再びだるい感じがするなら、永久にグルテンをキッチンから“追放”したほうがよい。
<strong>3.グルテンはあなたの思考をめちゃくちゃにする ?</strong>
部屋に入った瞬間、自分がなぜここに来たのか、部屋に来た理由を忘れてしまったという経験があるだろうか。約束を忘れてしまったことはあるだろうか。その日に何を食べたのか忘れてしまったことは…?
グルテンは、頭にかかった靄の原因であることで有名だ。研究は今も進んでいるところだが、多くの人はグルテンが身体の栄養素の吸収を妨げると信じている。そしてもし、身体が鉄、ビタミンD、葉酸など必要な栄養素を吸収できないなら、あなたの認知機能は限られたものになるだろう。
この理論を試す一つの方法は、日記帳を買いグルテンを含む食べ物を食べた後にあなたがどう感じたかを記録することだ。もしグルテンを食べた後しばしば忘れっぽくなることに気付いたならば、グルテンを食べることを“忘れる”とよい。脳の健康を改善できる自然食品を選ぶことを検討した方がよいだろう。