赤ちゃんがグルテンを嫌いである“4つ”のサイン

glutenfree column3
11月 07 2015

赤ちゃんがグルテンを嫌いである“4つ”のサイン

去年赤ちゃんが生まれたとき、始めは他の子どもたちと同じように何でも食べられるだろうと思い込んでいた。確かにしばらく母乳で育て、固いものを食べられるようになってきたら、オーガニックのものを選んで食べさせるようにした。

しかし、ものごとはそんなに簡単ではないことにすぐ気がついた。ある時点で、子どもの食欲についていけなくなり、フォーミュラ(母乳の成分を含むよう調合されたミルク)で埋め合わせるようになった。また、朝はシリアルで彼の小さいお腹をいっぱいにさせるように指導された。

約1週間後、 多くの母親たちが気付くこと、つまり子どもがグルテンに耐えることができないということに気がついた。そして経験上自分の子どもに起こったのを見てきた4つのサインをあげることにする。あなたの赤ちゃんがグルテンを避けるべきかどうか(グルテンフリーの生活をするかどうか)を見極める判断の助けになればと思う。

 

<h2><strong>1. 湿疹</strong></h2>

これは私が気付いた(そして瞬時に気付いた)子どものグルテンに対する最初の作用の危険信号である。一番大きな問題はシリアルだった。 自分の子どもがグルテンに敏感だとは知らず、問題は洗濯洗剤か石鹸かと思っていた。それで洗剤も石鹸も何回か変えてみたが、しばらくたっても改善されなかった。

後に医師のアドバイスに従ってシリアルをやめてみた。数日たって子どもの皮膚は改善されてきた。

&nbsp;

<h2><strong>2.下痢</strong></h2>

すべての赤ちゃんは時々排便の問題がおこるので、この問題はグルテンと関係させるのは難しい。普通の下痢と食べ物が原因の下痢との違いはただ一つ“蝶形紅斑”と呼ばれるものである。湿疹についてすでに述べたので、ここで今度は“蝶形紅斑”について述べることにする。

“蝶形紅斑”は下痢による赤い斑点だけではなく、腿からお尻にかけての皮膚がひだ状になっていて、さらにひざの裏の皮膚がピンクか赤(身体の中のグルテンの量による)になっていることである。グルテンを含むものすべてを食事から取り除いてみて、よくなるか見てみるとよい。

&nbsp;

<h2><strong>3.持続性疲労</strong></h2>

赤ちゃんが良く眠るのは普通のことである。それが赤ちゃんの仕事でもあるからだ。しかし、私の子どもはいつも、しっかり昼寝をして起きた後でもカーペットの上に頭を横たえ、親指をしゃぶっていた。もちろんこれは必ずしもグルテンに対して敏感であるサインではないかもしれないが、他にもサインがあって、さらにエネルギーがないように感じているなら、グルテンが問題である可能性が高い。

&nbsp;

<h2><strong>4.貧血</strong></h2>

1歳児検診のとき、子どもの足から血をとって検査した結果に驚いた。わずかに貧血気味だったのだ。もちろん、 人工栄養児(今はもう完全にだが)にとってそれはよくあることだと聞かされていた。しかし後に自分でいろいろ調べてみたところ、これにもグルテンが関わっていることがわかった。

グルテンは鉄分吸収を助ける胃の細胞を破壊する。グルテンを避け続け、鉄分サプリメントをとることが私の子どもにとって良い解決策になった。あなたの赤ちゃんにとっても、これが良い解決策になるだろう。