セリアック病患者にとって、日本で注目すべき3つの場所

glutenfree column
10月 05 2016

セリアック病患者にとって、日本で注目すべき3つの場所

どこから来たかに関わらず、日本は多くの旅人を魅了してきた。この国は素敵な食事、新鮮な海産物、四季で有名だ。しかしグルテンのアレルギーを患っている人にとっては、非常に生活しづらい国でもある。パンや麺を含む日本のほとんどの料理には、小麦やグルテンの素でもある醤油が含まれているからだ。

他の国と同じように、日本にも外食する場所やスーパーなどが沢山あり、すぐに食べられるもの(惣菜)や、家に持ち帰り自分で料理できるものが手に入る。しかし、アレルギーやグルテン関連の症状がある人は、食べているものにグルテンが入っていないかどうか確認しないといけない。

日本のどこに行っても遭遇するであろう3つの場所を紹介しよう。セリアック病ならば、この国での滞在や、あなたの健康に大きな影響を与えるであろう、これらの場所には気を付けておこう。

 

1] スーパー

すぐ食べられる惣菜、新鮮な果物、野菜や乳製品を探しているなら、スーパーに行けば大体見つけられるだろう。スーパーの選択肢は多く混乱してしまいそうだが、気を付けるべきものはパッケージ化されたもので、そこに含まれている材料だろう。

例えば、出汁にはグルテンがたっぷり入っているMSG(うま味調味料)を使っている。お菓子全般と赤みそも避けるべきだ。それぞれに小麦と大麦が含まれているからだ。炭水化物を多くとりたいと思うならお煎餅がお勧めだ。もしMSGや「麦」を含むようなら、ぜひ避けてもらいたい。

 

2]  コンビニ

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「コンビニ」は日本風の小さなコンビニエンスストアで、いたるところにある。日常商品が全部そろっていて、値段も割と安いのだ。日本のコンビニの代表ともいえる三大コンビニは、ファミリーマート、ローソンとセブンイレブンだ。これらのコンビニに行けば、サラダ、ナッツ類、枝豆、おにぎり、果物や、電子レンジで温め可能なご飯等さまざまなものが手に入る。

 

3] 外食チェーン店

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外食する場所は豊富ではあるものの、メニューを見ただけで注文するのは難しい。洋風のレストランあるいは麺屋さんは至る所にあるが、準備をしておかないと、外食するのは大変なことだ。

丼ぶりものは大丈夫かもしれないが、スタッフに自分の健康状態について知らせ、グルテンフリーにしてもらえないか頼むといい。日本のレストランのメニューに載っているもののほとんどには醤油や小麦粉を使っているため、スタッフに確認をとって確かめた後に食べるといい。あなたの必要を全部取り入れてくれ、かつ満足に食べられるチェーン店がいくつかあるのはうれしいことだ。吉野家、松屋、すき家などである。